セミナーとオルセーのナビ派展がPPAP?

  • 2017.03.21 Tuesday
  • 17:19
ナビ派?カーナビのナビと一緒かしら?
私の美術の見識なんてそんなレベルです。
そんな私ですが、友人とのやりとりから「オルセー美術館」の話になり、たまたま東京にいたので、新幹線に乗る前に丸の内にある会場にちょっと寄ってみました。

「ナビ」とはヘブライ語で“預言者”の意味。
新たな美を預言していくように新しい芸術表現を追求する…そんな若き芸術家たちが自らを「ナビ(預言者)」と呼んでいたそうです。

ちょうど、「小さな会社が新しいことを始めようとするときは、他地域からあるいは他業種から徹底的にパクるといい」と、セミナーで先生に教えてもらったばっかり。

この若き芸術家たちはどうしていたのかなと思ったらーー

なんと19世紀末に、ひとりのナビ派の若き芸術家は、日本の浮世絵から徹底的にパクっていたのですよ。
葛飾北斎などの浮世絵は、西洋の芸術家に大きな影響を与えたことは有名ですが、「新しいことを始めようとするときは、他地域からあるいは他業種から徹底的パクるといい」というセオリーは、ずーっと昔から変わらず通用している原理原則なんだって改めて思いました。

チケットに採用されている《格子柄のブラウス》。
女性の頭が画面からはみ出しているのは、浮世絵でよく使われる構図。女性と猫の組み合わせも、北斎さんや歌川国芳さんが好んで書いた題材。格子柄だって、江戸の庶民を描く時によく使われた着物柄。

パンフレットに載っていた細長い4枚の絵の《庭の女性たち》は、大きさも含めて日本の掛軸そのもの。構図の取り方も浮世絵と一緒。



徹底的にパクったんだよねー。
これらの絵の作者、ピエール・ボナールは、当時「日本かぶれのナビ」と言われてたらしいですが、こうやって国際的に評価が高まっているのだから、日本人の一人としてなんか嬉しい(^_^*)

親近感のわく画家を見つけたナビ派展でした(^_−)−☆
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