ウィンドーディスプレィ、真夏バージョンに!

  • 2015.07.26 Sunday
  • 15:32
『すくなさま、あらわる』

今度のウィンドーディスプレィは、”一寸法師”。
10年ほど前、鎌倉小町通の手ぬぐい屋さんで見かけた手ぬぐいの図柄を
思いっきり拡大して切り絵にしてみました。





一寸法師のような小さきものは、水神にまつわる信仰も多いのだとか。
私たちのお仕事に水はかかせないもの。
水神にまつわるとあれば、なんだかとても親近感を覚えます♪

一寸法師は、古事記や日本書紀に登場し、”すくなさま”と言われた”少彦名命(スクナヒコナノミコト)がモチーフになっているのだそうです。
”すくなさま”は、因幡の白兎で有名な大国主命(オオクニヌシノミコト)をお供にして日本国じゅうをお回りになり、
あらゆる方法を駆使して生きとし生けるものをお助けになりました。

 いいことをしてもあるかないかの
 小さな小さなすくなさま、
 助けられたものは
 誰に助けられたのかわからず、
 それゆえ、ときにより医者の神、
 まじないの神といわれたり、
 酒の神ともいわれたり。
 穀物も、温泉も、土木も…産業全般、
 さまざまに徳を備える神様です。



果敢にお椀の船で波に乗る一寸法師は、白い波の穂先を乗り切り乗り切り、
大国主命の前に現れた”すくなさま”のイメージそのもの。
ショーンのお店の前で、道行く人たちを見守ってほしいです。

よく見ると、手ぬぐいの片隅に「竺仙本染(ちくせんほんぞめ)」の文字。
最近よく見かけるプリントの手ぬぐいとは全く趣の違う風合いがあります。



竺仙は、天保年間1842年に創業の江戸小紋手染め浴衣の老舗呉服屋。
プリントの手ぬぐいの軽やかさ、華やかさも好きで何枚かありますが、
見ていると心をしっとりと優しくしてくれる本染めの手ぬぐいに敬意を表し、
「竺仙本染」の文字はそのまま入れました。
(※ごめんなさい、構図の都合上本来の図柄とは裏表逆に撮影していますので
ご了承くださいm(__)m。)

ショボン竺仙さんのホームページです
http://www.chikusen.co.jp/


 
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